2023年3月28日iOS16.4がリリースされました。
新しく追加された機能を見ていきましょう
iOS16.4が使える機種
iOS16.4が使える機種としては、iOS16がインストールできれば可能です。
■iOS16対象のiPhoneはこちら
アップデート確認方法
１．設定アプリをタップします。
２. 一般をタップ
３．ソフトウェアアップデートをタップ
４. アップデートが必要な場合は、表示されます。アップデート済みの場合は画像の感じになります。
iOS16.4 アップデート内容の詳細
このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正が含まれます:
- 絵文字キーボードで、動物、手のジェスチャー、物などの21個の新しい絵文字を使用可能
- ホーム画面に追加したWeb Appの通知
- セルラー通話で“声を分離”を使用して、自分の声を優先し、周囲のノイズを遮断することが可能
- “写真”の“重複項目”アルバムで、iCloud共有写真ライブラリ内の重複する写真やビデオの検出にも対応
- VoiceOverが天気Appの地図に対応
- 光の点滅やストロボ効果がビデオで検知された場合に、表示を自動的に暗くするアクセシビリティ設定を追加
- お子様用の“コミュニケーションの安全性”で、お子様がヌードを含む写真を送受信したときに警告する機能を親/保護者が設定可能
- お子様からの承認と購入のリクエストが親/保護者のデバイスに表示されないことがある問題を修正
- Matterと互換性のあるサーモスタットをApple Homeとペアリングしたときに、サーモスタットが反応しなくなる可能性がある問題に対応
- iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
引用元：Apple公式
絵文字が21個追加
絵文字キーボードで、動物、手のジェスチャー、物などの21個の新しい絵文字を使用可能になりました。
ホーム画面に追加したWebアプリの通知
Safariの共有ボタンを使用してホーム画面にウェブサイトを追加すると、追加したサイトがプッシュ通知を使用している場合、Webアプリからの通知を受け取ることができるようになりました。プッシュ通知は、ユーザーが許可した場合に限り受信され、設定→通知から、Webアプリごとに通知設定を変更することができます。また、Safari以外のブラウザでも、Chromeなどを使用してホーム画面にWebアプリを追加することができるようになりました。
セルラー通話で“声を分離”を使用して、自分の声を優先し、周囲のノイズを遮断することが可能
通話中にコントロールセンターを開き、マイクモードをタップすることで「声を分離」の項目が表示されます。そこから機能を有効にすることができます。
１ 通話中にコントロールセンターを開く
2 声の分離を選択
「写真」アプリの「重複項目」で、iCloud共有写真ライブラリ内の重複する写真やビデオを検出
「重複項目」という機能を使用すると、写真アプリのアルバムタブの一番下までスクロールすると、重複した写真や動画を見つけることができます。iOS 16.4では、この機能がiCloud共有写真ライブラリ内の重複した写真やビデオにも対応するようになりました。
iCloudストレージ容量が少なくなっている場合、重複した写真や動画がスペースを占有している可能性があります。そのため、iOS 16.4にアップデートした後は、「重複項目」機能を確認してスペースを節約することをお勧めします。
■写真アプリをタップ
■アルバムをタップし、一番下までスクロールします。
その他の場所に「重複項目」があります。
■重複項目をタップすると、重複した写真やビデオが一覧が現れます。
このように、重複した写真や動画が出てくるので、必要に応じて削除しましょう。
VoiceOverが天気Appの地図に対応
VoiceOverとは、Appleが開発したスクリーンリーダー機能で、iPhoneやiPad、MacなどのApple製品で利用可能なアクセシビリティ機能です。
天気Appの地図に対応しました。
点滅表示の表現を抑える
アクセシビリティに点滅や表示の表現を抑え気味にする機能が追加されました。
これは、動画を視聴しているときに、フラッシュや画面が点滅しないよう制限ができる機能です。
１ 設定画面からアクセシビリティをタップ
２ 動作をタップ
3 ストロボの発光を暗くするをオン
お子様がヌード写真など送受信したときに警告する機能を親/保護者が設定可能に
iOS 16.4では、ファミリー共有で子供のアカウントを管理している場合、コミュニケーションの安全性という機能が追加された。
この機能を有効にすると、子供がヌード画像を送受信した場合、画像にボカシがかかり、保護者登録しているアカウントに通知が届くようになる。
有効化方法は、設定→Apple ID→ファミリー共有→子アカウント→スクリーンタイム→コミュニケーションの安全性。
Booksアプリのページめくり表現
Booksアプリを使用する際、スライド式になっています。これを本をめくるような表見に変更できるようになりました。
下の図のようにスライド式から本をめくった表現に変わります。
設定の仕方
１. Booksアプリを立ち上げ、読みたい本を選択
２. 本を選んだあと、一度画面をタップすると右下に設定ボタンが出現するのでタップ
３. テーマおよび設定をタップ
４. 一番上の段の右から2つ目のアイコンをタップ
５. スライド・カール・なしの中から「カール」を選択
ヒントアプリにユーザーズガイドが追加
使用頻度の少ないアプリ「ヒント」ですが、こちらにユーザーズガイドなる、いわゆる説明書がありましたが、今まではiPhoneだけユーザーガイドがありましたが、今回のアップデートで、自分が持っているApple製品をペアリングしてある場合、ユーザーガイドが追加されるようになりました。
筆者のiPhoneにはAirPodsだけペアリングしてあるため、iPhoneとAirPods２つのユーザーガイドが表示されています。
保証の内容を簡単に確認
AppleCareなどの契約期間や保証に入れる期間の確認がiPhoneで出来るようになりました。
■設定アプリから情報をタップします。
■保証範囲をタップ
■iPhoneに紐づいている、デバイスの保証を確認することができます。
■確認したデバイスをタップします。今回はAirPodsの保証を確認します。
このように筆者のAirPodsは限定保証のみ有効ということがわかりました。
Webアプリの通知機能
Safariの共有ボタンを使用してホーム画面に追加すると、ウェブサイトがプッシュ通知を使用している場合、Webアプリから通知を受け取ることができます。
ただし、プッシュ通知を受信するためには、ユーザーが許可する必要があります。通知設定は、設定→通知からWebアプリごとに変更できます。
また、Safari以外のブラウザでも、Chromeなどからもホーム画面にWebアプリを追加することができます。
その他修正など
■お子様からの承認と購入のリクエストが親/保護者のデバイスに表示されないことがある問題を修正
■Matterと互換性のあるサーモスタットをApple Homeとペアリングしたときに、サーモスタットが反応しなくなる可能性がある問題に対応
■iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
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