2021年8月26日(木)、米国と日本で発売が開始されました。日本版はソフトバンクから販売のみとなっている「GooglePixel5a」
このGooglePixel5aはミッドレンジスマートフォンという位置づけですが、ハイエンドモデルと遜色ない出来に満足できる端末になりました。
この記事では「GooglePixel5a」のスペックなど具体的に解説していきます。
GooglePixel5a|スペック情報
GooglePixel5aの外観は従来のGooglePixelのデザインを踏襲してるので、良く言えば普遍的、悪く言えば、代わり映えしない端末です。GooglePixel5aのスペックを確認してみましょう。
比較 | GooglePixel5a | GooglePixel5 | GooglePixel4a |
OS | Android11 | Android11 | Android11 |
メモリ | 6GB | 8GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
CPU | Snapdragon765G | Snapdragon765G | Snapdragon765G |
画面サイズ | 6.3 | 6 | 5.8 |
重さ | 183g | 151g | 168g |
バッテリー | 4,680mAh | 4,080mAh | 3,885mAh |
防水/防塵 | IP67 | IP68 | なし |
生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
メインカメラ | メイン 12.2 MP/f1.7 超広角 16MP/f2.2 | メイン 12.2 MP/f1.7 超広角 16MP/f2.2 | メイン 12.2 MP/f1.7 超広角 16MP/f2.2 |
フロントカメラ | 8MP/f2.0 | 8MP/f2.0 | 8MP/f2.0 |
リフレッシュレート | 60Hz | 60-90Hz | 60Hz |
イヤホンジャック | 〇 | × | 〇 |
価格 | 51,700円 | 74,800円 | 60,500円 |
「GooglePixel5a」はフラッグシップモデルの「GooglePixel5」と比べると、リフレッシュレートや防水/防塵性能は劣るものの、CPUやカメラ周りなどフラッグシップと同じスペックで遜色ない端末となってます。
画面サイズはシリーズ最大で6.3インチとなり、バッテリー容量はGooglePixel5より600mAh大きくなっているので、バッテリーの持ちは良くなっています。
画面サイズは過去最大の6.3インチ
左から「GooglePixel5a」「GooglePixel5」「GooglePixel4a」です。
大きくなった画面で操作性も向上します。ちなみに端末の薄さもGooglePixel5の8mmから7.6mmに変更。
薄くなると持ちやすくなるんですよね。昔Xperia Z ultraという端末がありました。当時としては7インチサイズで大きかったのですが、とても薄くて軽い端末でした。大きくても薄くてほんと持ちやすい。
バッテリー容量も大きくなったが重量増|183g
バッテリー容量がPixel5の4,080mAhからPixel5aは4,680mAhとなり、600mAh増えました。ついでに重量も32g増えてしまいました。電池持ち時間が1回の充電で最大48時間持続できるので良しとしましょう。ちなみに「Kindle Paperwhite」とだいたい同じくらいの重量。
防水/防塵性能ゲット|前モデルGooglePixel4aは防水/防塵なし
Google Pixel 5aは防水/防塵性能を得ました。Google Pixel 4aは防水/防塵未対応でした。個人的に一番うれしいアップデートでした。急な雨で濡れてしまってもそんなに心配しなくて済みそう。
この「IP67」などの表示はよく見かけますが、具体的に知らない方用にまとめました。だいたいのスマートフォンでこの「IP〇〇」という基準で標記されていますので、今後のスマホ選びに参考になるかも!
チェックポイント
IP67の場合
・IPとは、International Protectionの略
・6 防塵性能
・7 防水性能
ちなみに防水/防塵性能の定義は以下
■防塵等級
等級 | 内容 |
0 | 保護されない |
1 | 直径50mmを超える固形物(人体の手足など)が内部に侵入しない |
2 | 直径12.5mmを超える固形物(人体の指先など)が内部に侵入しない |
3 | 直径2.5mmを超える固形物が内部に侵入しない |
4 | 直径1.0mmを超える固形物が内部に侵入しない |
5 | 悪影響が生ずる程度の粉塵が内部に侵入しない |
6 | 粉塵が内部に侵入しない |
■防水等級
等級 | 内容 |
0 | 保護されていない |
1 | 鉛直に落下する水滴を受けても有害な影響がない |
2 | 鉛直から15度以内の範囲で落下する水滴を受けても有害な影響がない |
3 | 鉛直から60度以内の範囲で水滴が噴霧状に落下しても有害な影響がない |
4 | あらゆる方向から水の飛沫を受けても有害な影響がない |
5 | あらゆる方向から噴流水を受けても有害な影響がない |
6 | あらゆる方向から強い噴流水を受けても有害な影響がない |
7 | 一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない |
8 | 連続的に水中に置いても有害な影響がない |
GooglePixel5aを上の表に当てはめてみると「粉塵が内部に侵入しない」「30分間水中に浸けても有害な影響がない」となります。
注意点としてこの耐水性能のテストは条件として「真水で常温」で行っているという事です。
プールや海水など塩素や塩水などはメーカーでテストを行っていないため、故障になった場合保証対象外となる場合があるので注意しましょう。
日本ではソフトバンク独占販売|GooglePixel5a
ソフトバンクは、Google のスマホ「Google Pixel 5a (5G)」を、2021 年 8 月 26 日に発売開始!
通信事業者で「Google Pixel 5a (5G)」を取り扱うのは、世界で“ソフトバンク”のみという形で販売だ。
「Google Pixel」シリーズの中でもさらにパワーアップした 歴代最高4,680mAh の大容量のバッテリーを搭載。
実は高速充電にも対応しているため、バッテリー残量が少なくなっても、電源がある環境であればすぐに充電ができるので安心。その他、防水・防じんにも対応しており、高機能でありながら6万円くらいの価格でコストパフォーマンスの良い仕上がりとなっています。
2021年8月26日現在ですと、SIMフリー版はGoogleStoreで販売中です。イオシスやエクスパンシスなど海外版では今のところ取り扱いは無いみたいです。今後については徐々に入荷していくかもです。
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