2021年3月26日(金)から始まったドコモの新サービス「ahamo」ですが、筆者も契約して使ってます。
そして乗り換えて4年経ちました。
今回の記事は、「ahamo」の特徴についての解説と、使い始めて実際に使った感想の2つを書いています。
使い勝手はdocomoと変わらず、料金が安いのでおすすめ
この記事の結論ですが、「ahamo」はドコモと遜色なく使用でき、料金も安くなるのでおすすめです。特に通話5分/回 かけ放題が秀逸
「ahamo」に乗り換える前は、ドコモの「ギガホ」を使っていました。そこから「ahamo」に乗り換えての2か月後レビューを詳しく解説していきます。
まず最初は、「ahamo」について詳しく解説していきます。
■他のプランも気になる方は関連記事をご覧ください。


ahamoの特徴と比較
まず最初に「ahamo」の特徴を確認してみましょう。
特徴は大きく分けて3つありました。一つ目の特徴は、プランが1つしかないシンプルなプランで月額2,970円(税込)二つ目は月間データ容量は20GBもあります。三つ目は5分以内の通話は何回でもかけ放題。この三つの特徴を詳しく解説していきます。
ahamoの特徴|①プランは一つだけで月額2,970円(税込)
「ahamo」のプランは一つしかありません。メインブランドであるドコモの「ギガホプレミア」「ギガライト」という二つのプランがあります。
いずれもシンプルなプランと謳ってますが、何と言っても割引関係がややこしいのです。
ちなみにこの「ギガホ プレミア」は月間60GB使えて月額7,205円(税込)
「ギガライト」はデータを使った分だけ課金されます。1~7GBまでで月額3,465円~6,765円(いずれも税込)です。
素で料金を確認する限り、「お高い」印象ですが、割引を適用すると、
「ギガホ プレミア」 月額4,380円(税込)
「ギガライト」 月額2,178円~4,378円(税込)
となります。割引が出来れば、「ギガホ プレミア」は安く運用できるようになり、人によってはおすすめできるプランだったりします。
だがしかし・・・
「割引ってわかりにくい」ですよね。
この割引の必要のない「ahamo」はシンプルなプランと言えるでしょう。
ahamoの特徴|②月間データ容量は30GB
「ahamo」の月間データ容量は30GBあります。30GBあれば、ライトユーザーは余り気味で、ライトヘビーユーザーはギリギリ30GBで収まりそうですが、ヘビーユーザーでは足りない感じです。
ちなみにドコモは「ギガホ プレミア」は月間データ容量60GBで「ギガライト」は月間データ容量は1~7GBです。
データ容量から料金を軽く比較してみました。
プラン | 月間容量 | 金額 |
ギガホ プレミア | 60GB | 7,205円 |
ahamo | 30GB | 2,970円 |
ギガライト | 1~7GB | ~1GB3,465円 ~3GB4,565円 ~5GB5,665円 ~7GB6,765円 |
これは一か月に使えるデータ容量ですが、上の表は「ギガホ プレミア」や「ギガライト」の割引未適用のため割高にみえます。特に「ギガライト」は高い。
数字を並べてみるだけなら「ahamo」や「ギガホ プレミア」の選択になりそうですが、割引を入れた場合、果たしてどうなるんでしょうか?割引については後ほど語ってますので、読んでくださいね。
ahamoの特徴|③5分以内の通話は何回でもかけ放題|
プラン | 月間容量 | 金額 | 国内通話 |
ギガホ プレミア | 60GB | 7,205円 | 家族間無料 家族以外22円/30秒 |
ahamo | 30GB | 2,970円 | 5分/回 かけ放題 5分以上は22円/30秒 |
ギガライト | 1~7GB | ~1GB3,465円 ~3GB4,565円 ~5GB5,665円 ~7GB6,765円 | 家族間無料 家族以外22円/30秒 |
無料通話5分というインパクト。
もちろん良い意味でインパクトがありました。なぜなら結構使うからです。
30秒/22円って結構お高いです。当たり前ですが1分44円ですからね。
ahamoは5分まで無料で電話できます。時間を意識して電話をしないと通話料金がプラスされてしまいます。
ちょっと長電話すると、まあお高い!
とはいえ5分になる前に一度電話を切り、再度かけなおせばま5分まで無料で使用できます。
少々めんどくさいかもですが、せっかく安く済ませようと思っている以上意識してやってみましょう。
それでは具体的に解説していきます。
ドコモのプランと比べてみましょう。「ギガホ プレミア」と「ギガライト」は家族間での通話は無料でそれ以外は税込22円/30秒となっております。一方「ahamo」は5分以内の通話は何回でも無料です。ドコモ本体のプランは割引前提の運用となってると言えます。
次にau「povo」とソフトバンク「LINEMO」と比べてみましょう。

「ahamo」の良い部分は5分以内の通話は何度でもかけ放題です。auの「povo」やソフトバンクの「LINEMO」は無料通話分はオプションとして付けることはできますが、基本プランには入っていません。「povo」や「LINEMO」それぞれメリットはありますが、基本料金に5分以内のかけ放題がついている「ahamo」にメリットを感じる方も多いのではないんでしょうか?
無料通話分が基本プランに入っている「ahamo」が魅力的に見えますが、いかがでしょうか?「ahamo」はかなりバランスの良いプランだと思います。
povoやLINEMOの料金プランを詳しく知りたい方は記事にしてますので、ご覧ください。
■関連記事
■ahamo公式サイト
ahamoのメリット・デメリット
「ahamo」のメリット・デメリットを知ることで、自分に合っているプランか確認する事ができます。
まずはメリットからいってみましょう。
ahamoのメリット
メリットの上から4番目の国内通話までは、この記事の「ahamoの特徴」でお話した通りです。
このメリットの中でも、結構大きなメリットとして「有料だが、ドコモショップで対応可能」について解説します。
有料ながらもドコモショップでの対応が可能に
2021年3月スタートの「ahamo」はドコモショップ未対応でした。しかし2021年4月22日(木)より、有料サービスではありますが、ドコモショップで対応してもらえることになりました。
サービス | 料金 | サポート内容 |
ahamo WEB申し込みサポート | 3,300円(税込) | ahamoの新規契約、他社からの乗り換え、 ドコモ「ギガプラン」などからの料金プランの変更申し込みサポート |
ahamo WEBお手続きサポート | 3,300円(税込) | ahamo契約後の各種お手続きの申し込みをサポート |
ドコモショップで受けられるサービスは以下になります。
・WEB申し込みサポート
・WEB手続きサポート
・故障受付
申し込みや手続くのサポートと故障受付を行ってくれることとなります。
よく見てみると「WEBサポート」ありました。何となく「ドコモショップで対応してくれる」事がわかりましたが、どこまで対応してもらえるかドコモショップへ確認してみました。
いくつかの注意点があるそうです。
■ドコモショップでのサポート注意点
①申し込み時の操作はお客様自身で実施。お手続きの補助を行うスタッフはお客様の端末操作画面を見てくれて、必要に応じて案内をしてくれます
②ahamoの申し込みの際は、お客様自身でサービス内容や注意事項確認が必要。補助を行ってくれるスタッフは説明義務はない
③ahamo契約後のサポートは「専用チャット」を使う事となり、「ドコモショップやインフォメーションセンターでは受けられない」
ドコモショップで対応してもらえるものの、実際に口頭で話をしてドコモショップの方が作業してくれることではありませんでした。
つまり「ドコモショップへスマートフォンを持参し、スタッフに聞きながら自分で操作する」ということです。
あと、故障受付も出来るようになったのは大きいですね。こうした点からも、ドコモショップでのサポートが開始されたことは良かったと思います。
2021年5月現在ではau「povo」やソフトバンクの「LINEMO」は各キャリアでのサポートは行っておりません。
■ahamo公式サイト
ahamoのデメリット
次にahamoのデメリットについて解説していきます。
デメリットは少なめですが、人によっては大きなデメリットになります。ドコモメールを普段から使っている方が「ahamo」へ乗り換える場合、ドコモメールアドレスが使えなくなるので注意が必要です。
乗り換えてしまうとさりげなく利用できないサービスもあります。人によっては大きなデメリットになるため、もし該当していたら注意が必要です。次にもう少し掘り下げて解説します。
ahamo|利用できないサービスまとめ
ドコモから乗り換えた場合、ドコモで使えていたサービスが利用できなくことがあります。次にもう少し利用できなくなるサービスを解説します。
サービス | 注意事項 |
SPモード決済サービス (dメニュー掲載コンテンツ) | マイメニュー登録されたコンテンツは自動退会 |
ドコモメール | メールデータやメールアドレスは削除され、復旧が不可 |
ドコモ電話帳 | クラウド同期しているデータも消去されます |
データ保管BOX | dフォト/クラウド容量オプションなどすべて削除 |
いちおしBOX | いちおしパックの割引は適用されない |
留守番電話サービス | プラン変更後、伝言メッセージなど削除 |
メロディコール | 楽曲など設定していた内容は消去 |
各種割引サービス | 割引サービスは対象外 |
※このように、ドコモクラウド上にあるデータ系は軒並み消去されてしまうので注意が必要です。特に「ドコモ電話帳」や「ドコモメールデータ」「データ保管BOX」内にあるデータは必要に応じて予めバックアップを取るなどしてください。

ahamo|あれこれどうなの?Q&A
筆者が「ahamo」を使っていて、あれは?これってどうなの?など気になったことがいくつかあり、調べてみたので、気になった方はごらんください。
Q-
ドコモから「ahamo」へ乗り換える時は、SIMロック解除が必要か?
A-
SIMロック解除は必要なし。SIMはそのままで使えます。
Q-
利用可能エリアが知りたい 4G5Gエリアはドコモと同じか?
A-
ドコモ4G及び5Gネットワーク提供エリアで利用可能
Q-
ahamo解約の時はお金がかかる?
A-
2025年3月1日以降、1年未満の解約や利用実績のない契約者の解約について
契約解除料1,100円(税込)が導入されることになりました。
契約解除料(※1) 1,100円(税込)
・3月1日新規申込分より条件を満たす場合は契約解除料が適用される
条件:「1年以内の解約(※2)」かつ以下(1)もしくは(2)の条件を満たした場合
(1)「利用実態がない場合(契約初日および解約日の通話通信を除く※3)」
(2)「(利用実績を問わず)当該回線解約から過去1年間に同一名義の他回線で1年以内の解約があった場合(法人除く)」
※1 契約解除料を下回る料金プランの場合は、月額料金を上限。(ahamoでは該当なし)
※2 対象は申出解約・PO(強制解約含む)
※3 MNP(PO)の場合、予約番号発行前日までの利用で判定
ahamo|それでは実際に契約してみましょう

①申し込みをタップ
■ahamo公式サイト
②契約形態の選択を行います。

各申し込み項目を選択します。ここでは、料金プラン変更のみを選択します。
③DoCoMoサイトで手続き開始

マイドコモのログイン画面になるので、まずログインします。
ここからMydocomoサイトで各種登録していきます。

ahamo契約へ移行する際、一番重要な部分なのでしっかり読んでから契約へ進みましょう。

④対応機種の確認

ahamoで使用できる対応機種を確認します。※2021年10月現在では、対応機種以外の動作確認をしていないため、対応機種以外を使う場合は自己責任でおねがします。

iPhoneとAndroid機種を確認して、確認したらひとつ前のページへ戻ります。

「機種対応状況を確認しました」にチェックを入れて、下の手続きをタップ
ahamo対応機種を購入して手続きする方は手続きへの下のボタンをタップ
⑤Mydocomoで各種規約のチェックと確認を行います。

長い説明文を読んで、一番下にある「はい」を選択。理解できない場合は「いいえ」

各契約を確認して、チェックを入れます。
⑥最終チェックを行い契約完了


これで契約完了しました。おつかれさま!

ahamo|半年使っての感想
筆者のこしちがahamoを契約し、使い続けて半年経ちました。実際に契約して使った感想を書いていきます。
「一言でいえば、ドコモの時と変わりなし」
筆者の環境で「ahamo」を使ったところ、ドコモを使っていた時となんら変わることなく使えました。
使っているスマートフォンや、身の回りの環境によってデータ送受信速度など違うと思うので、その辺も考慮していただき、ご自身に当てはめていただけたら参考になると思います。
ahamoのまとめ
繰り返しますが筆者が半年間使用してみて、改めて「ドコモから乗り換えたのに、乗り換えた気がしない」「乗り換えたことを忘れさせてくれる」くらいドコモと同じように使えてます。
最後にメリットとデメリット、ドコモから乗り換えた場合の注意点が問題なければ「ahamo」をおすすめします。
「ahamo」のメリット・デメリットを再確認しましょう。
■ドコモから乗り換えた場合の注意点のまとめ
サービス | 注意事項 |
SPモード決済サービス (dメニュー掲載コンテンツ) | マイメニュー登録されたコンテンツは自動退会 |
ドコモメール | メールデータやメールアドレスは削除され、復旧が不可 |
ドコモ電話帳 | クラウド同期しているデータも消去されます |
データ保管BOX | dフォト/クラウド容量オプションなどすべて削除 |
いちおしBOX | いちおしパックの割引は適用されない |
留守番電話サービス | プラン変更後、伝言メッセージなど削除 |
メロディコール | 楽曲など設定していた内容は消去 |
各種割引サービス | 割引サービスは対象外 |
■他のプランも気になる方は関連記事をご覧ください。
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