KDDI「povo」の最新料金プランについて詳しく解説する記事です!
2021年9月29日から新しいプランに切り替わったpovo2.0について、一番目のポイントは「基本料金0円」というところです。
必要な部分だけを補う(トッピング)ようにオプションを追加していくサービスが特徴です。
2022年7月には、楽天モバイルの基本料金0円プランが消滅、最低料金が1,078円になりました。
そのため、現在残っている基本料金0円プランはこのpovo2.0だけです。
この唯一残った基本料金0円プランの「povo2.0」のデメリットを、今回の記事でじっくりと解説していきたいと思います。
私も契約してます。
かわいいパッケージにpovoのSIMが入っていました。
ー筆者のこしち、ついにドコモ「ahamo」を契約。実際に契約した手順を解説ー
■この記事でわかること
・povo2.0は基本0円
・自分にあったオプションを追加していく運用スタイル
・データトッピング(オプション)は6種類
・通話トッピング(オプション)は2種類
povoの基本プラン
KDDIが2021年3月から「povo」という新しいサービスが始まりました。
オンライン限定サービスの「povo」は2021年9月新たに「povo2.0」にバーションアップしました。
ここ最近スマホ料金も安くなってきましたね。povo2.0は自分の好きなオプションを付けてで使うことができるサービスです。
povo2.0は通話や通信をするサービスで(トッピングしないと最大128kbps速度制限状態)高速データ通信や無料通話などはトッピング(オプション)を付ける必要があります。
povo2.0 トッピングなし実質0円の運用は不可能 サブ回線で使う方は注意
まず思いつくのが、基本料金0円での運用は可能か?というところだ。
データ通信はトッピングを購入しなくても128kbpsという低速での利用は可能です。
SMSなど送信する場合、1回3.3円で受信は無料だ。
通話に関しては、30秒あたり22円ですが、こちらからかけなければ当然0円。
着信に関しては勿論0円。
つまりうまく立ち回れば月額0円はいけそうな気がします。
ただし、KDDIもそんな甘い事は許しはしない。
180日間に一度有料なトッピングの購入が必要ということです。
有料トッピングを行わないと自動で「契約解除」「利用停止」となる場合があります。
もしくは通話料やSMS送信料金が660円を超えた場合に限り、トッピングは必要ありません。
サブ回線で使おうと考えている人は注意してくださいね。
ずっと0円というわけにはいきませんね。
サブ回線で使用する際は注意が必要です。
povo2.0 データトッピングは6種類
有効時間 | 料金 | |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
データ追加1GB | 7日間 | 390円 |
データ追加3GB | 30日間 | 990円 |
データ追加20GB | 30日間 | 2,700円 |
データ追加60GB | 90日間 | 6,490円 |
データ追加150GB | 180日間 | 12,980円 |
6種類のトッピングがあるので、自分にあったデータプランを選べます。
ドコモのahamoは20GB2,980円なのでpovo2.0で20GBを付けた場合、少し安くなりそう。
povo2.0 通話トッピングは2種類
料金 | 詳細 | |
5分以内通話かけ放題 | 550円/月 | 1回の通話が5分以内の国内通話がかけ放題 |
通話かけ放題 | 1,650円/月 | 国内通話が24時間かけ放題 |
トッピングを付けない場合、30秒/22円
5分以内の通話かけ放題でも案外いけます。
ahamoで実証済み
povo2.0 その他トッピング
コンテンツトッピングとサポートトッピングがあります。
コンテンツトッピング | |
DAZN | 7日間 760円 |
smash. | 24時間 220円 |
サポートトッピング | |
スマホ故障サポート | 830円/月 |
スマホ故障サポートは登録したiPhoneやAndroidスマホが故障、破損、水濡れ(紛失・盗難は対象外)などのトラブルに遭った場合、端末交換を申し込むと最短で当日中(原則は申し込みの翌日)に交換用の端末(新品ではなくリフレッシュ品(新品同等品))を届けてもらえるサポートトッピングです。
※年2回まで(起算日は1回目の交換申込日)端末交換のお申し込みが可能です。
※端末交換のお申し込みは、本トッピング購入の翌月以降かつ製品情報の登録完了後、可能となります。故障や動作不具合など外装破損以外の不具合の場合、チャットでの故障診断が必要です。20~30分ほどお時間をいただきます。 [故障診断受付時間:9:00~20:00(年中無休)]
povo2.0のポイント
povo2.0は以下のポイントがあります。みてみましょう。
月額基本料金は0円
基本0円で運用可能ですが、データ通信速度が128kbpsでかなり遅く、通話も30秒で22円と割と高くついてしまう可能性があります。
また180日間に一度はトッピングもしくは660円以上の通話or通信料が発生しないと強制解約になることもあります。
180日間内にいずれかの課金が必要 課金が確認できない場合は自動停止や契約解除になる可能性あり
・有料トッピングサービスを購入する
・期間内に通話料金or通信料金の合計が660円以上
事務手数料は無料
povoは各事務手数料は無料になります。
・契約・解約時の事務手数料
・MNP転出手数料
通話品質はauと同等で4Gや5Gにも対応している
povo2.0は4Gや5Gに対応したプランになっているため、対応しているスマートフォンはいずれも使用できる可能性があります。
※KDDIが動作確認している端末は確実ですが、動作確認がされていないスマートフォンの場合はその限りではありません。
対応している端末確認はこちらから
テザリングが無料で使用できる
povoのデータ通信はテザリングも無料で使うことができます。
大容量のデータを使う方にとっては便利な機能です。
申し込みは必要なし。
#ギガ活でデータをゲットできる
#ギガ活とは、あることをするとデータを貰えるといったサービスです。
ギガ活の参加費用は無料ですが、事前にエントリーが必要となります。
#ギガ活の参加方法
#ギガ活の参加方法はこちらからどうぞ
au PAY マーケット 体験型サービスpovo2.0のデメリット
デメリットを契約前に確認し理解してから契約しましょう。
デメリット①180日間以上トッピングや660円以上の通話料or通信料を払わないと利用停止後に契約解除
povo2.0の基本料金0円ですが、180日間以上のトッピングや通話料または通信料金が発生しない場合、利用停止後30日経過後契約解除になってしまいます。
もう少し具体的に解説します
利用停止になると、データ通信や通話ができなくなってしまいます。
利用停止後復帰する場合、同じアカウント情報は使えません。
再度povo2.0プランをご契約する際は別のメールアドレスを用意してアカウント登録をします。
利用停止になってしまうと、同じメールアドレスでアカウント登録ができません。
長くpovo2.0を使う予定の方は利用停止にならないよう気をつけましょう。
デメリット②キャリアメールがつかえません
「povo2.0」はキャリアメール(ezweb.ne.jp)が使えません。
povo2.0でメールを使う際は、「Gmail」などフリーメールアドレスを取得する必要があります。
Gmailなど使えるので、慣れている人は全く問題ありません。しかし筆者の両親も同じですが、まったく慣れていない人は、「Gmail」導入だけでも骨が折れる作業となります。
このようにフリーメールなどわからない方は、難しいんじゃないかと思います。
※キャリアメールを使っている方は、既存のキャリアを解約するとキャリアメールも使えなくなるので、解約前に新しいメールアドレスの登録が必要となる場合があるので、検討中の方は気を付けましょう。
デメリット③LINEのID検索ができない
povo2.0はLINEの年齢認証に対応していないため、LINEのID検索が不可能です。
- ID設定
- ID検索
- 電話番号を利用した友だち検索
デメリット③サポート関連が不親切
オンライン専用契約のため、povo2.0の窓口がありません。もちろんauショップやUQモバイルでのサポートは受けられません。
povo2.0の公式サイトのチャットからで問い合わせる形になります。
povo2.0サポートはこちら(公式)
④スマートフォン本体の販売がない|自分で用意する必要あり
「povo」ではスマートフォンの本体(端末)の販売はありません。
そのため自分でスマートフォン本体を用意する必要があります。
ご自身でスマートフォンを用意することになりますが、その場合2つの選択肢になります。
①今まで使っていたスマートフォンを使う
②新品や中古のスマートフォンを購入する
①の方の場合、今まで使っていたスマートフォン自体はそのまま使用できますが、ただしSIMロック解除が必要な場合があります。
★今まで使っていたスマートフォンでSIMロック解除が必要な場合
・ソフトバンク・au・ドコモで購入した端末はSIMロックされているのでSIMロック解除が必要です。
※povoはauの端末ならSIMロック解除は必要ありません。ソフトバンクスマートフォンの場合、同じソフトバンク系の「LINEMO」であってもSIMロック解除が必要です。キャリアによっては対応が違いますね。
・iPhoneはAppleStoreで購入した場合は、最初からSIMフリーなのでそのままSIMを指せば使えます。
★これから新品か中古のスマートフォンを購入する場合
②の場合は、SIMフリーのスマートフォンを購入するか、中古で購入した場合は、SIMロック解除を行います。
iPhoneはAppleStoreで新品を購入すれば、最初からSIMフリーなので特に面倒なことはありません。中古iPhoneの場合は、SIMフリーやSIMロックされているものがあるので、購入の際は注意が必要です。
■auやUQモバイルでスマートフォンを購入しよう!
■auオンラインショップでiPhone12や新しいスマートフォンを探す ■UQモバイルでiPhoneが買えます!povo2.0のまとめ|自分でデータプランを考えて使える人向け
自分でデータ管理し、必要なトッピングを選んでいけば、格安SIMの中でもかなり安く使えます。
povo 2.0は基本料金が0円です。自宅でのWi-Fiをメインに使う方は、回線維持のため180日に1日だけトッピングを購入し、普段は自宅Wi-Fiで運用すればかなり安くできます。
ヘビーユーザーは150GBを購入して使えば、ahamoやLINEMOと比べても安く運用できます。
スマホをたくさん使う場合は、150GBをチャージすれば、ahamoやLINEMOよりも安くたくさん使えます。
自分でトッピングを上手に使いこなせれる方、サブ回線で使用するのであれば、povo2.0がおすすめでしょう。
コメント