2022年以降のスマートフォンは端末価格がとても高くなってしまった。ほんと高い。
そんな高価なスマートフォンを購入したのに、落として画面が割れたりしたと考えるとゾッとしますよね。
いざという時のために、と言いますか、今この瞬間にでも落としてしまうこと考えると、保険に入るという選択は「あり」だと思います。
今回は、「モバイル保険」に入るべきか、自分にとって必要かどうか?モバイル保険のメリットやデメリットを交えながら解説していきます。
AppleCare+と「モバイル保険」どっちが良いのか?など比較します。
▼おすすめのスマホ保険、補償内容で比べてみた記事はこちら
モバイル保険とは?iPhoneなどスマートフォンなどの保険です。
モバイル保険とは、iPhoneなどスマートフォンの保険で、新品から中古端末のスマートフォンの破損や故障の際に補償してくれる保険です。
まずは月額や補償内容を見ていきましょう。
このモバイル保険、色々なプランがなく、1つのプランとシンプルで月額700円(非課税)で3台まで補償対象となっております。
最大10万円の補償が適用されるので、結構な修理でも安心できる保険です。
補償対象 1契約で3端末まで補償可能
主端末1台、他2台は副端末として最大3台の端末まで補償対象となってます。
1契約で最大3台まで補償されますが、主端末と副端末の補償が異なります。
修理可能 | 修理不可能や盗難 | |
主端末 1台 | 最大100,000円 | 最大25,000円 |
副端末 2台 | 最大30,000円 | 最大7,500円 |
主端末であれば最大100,000円まで補償可能です。
一番高価なスマートフォンは主端末で登録しないと最大10万円の補償は受けられないので注意が必要ですね。
補償対象機器
補償対象機器として登録できるものは、iPhoneなどスマートフォンはもちろん、iPadなどのタブレット、ノートパソコン、スマートウォッチ、ワイヤレスヘッドフォン、ゲーム機、Wi-Fiルーターなどです。
登録可能機器
・スマートフォン iPhoneやAndroidスマートフォン
・タブレット iPadなど
・ワイヤレスヘッドフォン AirPodsなど
・ノートパソコン
・スマートウォッチ AppleWatchなど
・ゲーム機 任天堂Switchなど
結構色々補償って効くんですね。
スマートフォンと一緒に持ち運ぶ機器を登録するといいかも
スマートフォンと同時に持ち運ぶ機器は副端末と相性が良さそう。
特にワイヤレスヘッドフォンやタブレットなど、一緒に持ち運ぶ機会が多いですね。
こんな組み合わせで使うといいかも
主端末「スマートフォン」副端末「ワイヤレスヘッドフォン」「タブレット」
主端末「スマートフォン」副端末「タブレット」「ゲーム機」など
モバイル保険の補償内容は?
主に「外装破損」「損壊」「水漏れ全損」「故障」「盗難」が生じ修理費用など負担した場合や修理不能となった場合に最大10万円(通算)まで保険適用になります。
※紛失は補償対象外
一番多いケースは何と言っても「ディスプレイの破損」や「背面ガラスの破損」。
それだけではなく盗難にも補償されます。
盗難は補償対象 紛失は補償対象外
盗難は補償対象になりますが、紛失は補償対象外です。
どうやって判別するのかと思ったのですが、結論を言えば「盗難と証明できるものがあれば」補償対象になる!ということです。
盗難された場合は警察署に「盗難届け」を提出し、警察の方で「盗難」として受理された場合は、盗難届が発行されるので、それをモバイル保険に提出する事で補償対象になります。
紛失は証明できないので補償対象外になります。
仮に不幸にして盗難に遭ってしまった場合でも、警察署に届けて盗難として受理されなかった場合も補償対象外になってしまいます。
モバイル保険の加入条件とは?中古端末も条件付きでOK
モバイル保険は加入条件があるものの、新しく購入したスマートフォンは簡単に加入できます。
壊れている端末で保険に入ることはできません。あたりまえですが、不可能です。
また条件が整っていても、「ヤフオク」や「メルカリ」などオークションサイトや家族や知人からもらった端末は登録が不可能です。
中古品でも販売店の保証が3か月以上のものが付いていれば加入対象となるので中古が全部ダメというわけではなさそうです。
機種を新しく購入してから1年経過していなければ加入はできます。
また機種を購入してから1年以上経過していても、キャリアやメーカー補償が受けられる状態の端末であれば加入は可能です。
※キャリアとはドコモ「ケータイ補償サービス」などのことです。
中古でも販売店の3か月以上の保証が付いていれば加入できます。
モバイル保険とAppleCare+と比較
一応Apple系のブログなので、AppleCare+とモバイル保険の比較をしてみましょう。
どっちが得でメリットが大きいのか見ていきましょう。
モバイル保険とAppleCare+の主なサービスの比較
AppleCare+はiPhone16 ProMaxと比較してみましょう。
AppleCare+は月額払いと一括払いの場合、2年間の保証があります。
■モバイル保険(700円X24回)とAppleCare+(一括払い)2年間の比較
モバイル保険(24回合計) | AppleCare+一括払い(2年) |
---|---|
16,800円 | 29,800円 |
差額13,000円です。AppleCare+を分割払いにするとかなり差額が発生します。
■修理時の自己負担金
画面修理 | その他修理 | |
---|---|---|
モバイル保険 | 0円 | 0円 |
AppleCare+ | 3,700円 | 12,900円 |
修理時の自己負担金はモバイル保険だと0円です。
iPhone16シリーズになってから修理代が高くなりそうですが、実際保険に加入していないといくらかかるんでしょうか?
確認してみましょう。
iPhone16シリーズの修理費用一覧
機種 | ディスプレイ修理代金 | 背面ガラス修理代金 | 本体交換修理代金(その他損傷時) |
---|---|---|---|
iPhone 16 | 42,800円 | 25,900円 | 87,800円 |
iPhone 16 Plus | 58,000円 | 29,800円 | 96,800円 |
iPhone 16 Pro | 58,000円 | 25,900円 | 105,800円 |
iPhone 16 Pro Max | 56,800円 | 29,800円 | 123,800円 |
保険に加入していないでスマホを落とした時、ゾッとしますわ
iPhone16シリーズの修理代は、めちゃ高い
iPhone16は、端末代金も高いですが、修理品も高くなっているので保険に加入するのって大事ですよね。
iPhoneシリーズはキャッシュレスリペア対象|提携修理店
提携修理店ではキャッシュレス修理が可能です。
AppleCare+はどうしても修理代金が発生してしまうため、キャッシュレスというわけにはいきません。
■キャッシュレスリペアとは
モバイル保険提携修理店で修理に出せば、お金を払わなくても修理してくれます。
対象機種
・iPhoneシリーズ
・Google Pixelシリーズ
注意点として、キャッシュレスリペアは画面割れのみに対応ということです。
通常修理は可能なので安心しました。
モバイル保険のメリット
月額が700円
とにかく月額は700円って安いでしょう!
AppleCare+と比べても安くなりますし、補償も内容も充実している。
機種を変えても金額は据え置きです。
1契約で3台まで登録が可能|家族名義の端末でも登録が可能です
1契約3台まで登録が可能ということは最初にお伝えしたとおりですが、
家族名義の端末でも登録が可能です。契約の名義さえ統一すれば、家族の誰が使っていても大丈夫です。
主となる契約者が登録した端末を家族間で使用した場合、月額700円で使用できます。
※ただし副端末は補償金額が少ない
問い合わせがしやすい。オペレータの対応がgood
筆者も加入の際、電話で問合せしましたが、オペレーターの対応がとても良かったです。
公式ページにはチャットで問合せできる機能もありますが、自動返答なので、Q&Aが表示される仕組みでした。
■モバイル保険問合せ窓口
受付時間:10:00~18:00(年末年始除く)
受付電話:0570-067-789 (有料)
モバイル保険のデメリット
紛失には未対応
盗難には対応してますが、紛失には未対応となってます。
AppleCare+盗難・紛失プランだと紛失まで補償してくれるプランがあります。
モバイル保険には「紛失」に対する補償がないため、少し不安な点が残ります。
筆者は紛失した経験がないため、紛失の可能性って低いと思うですが、
紛失補償は合ったほうがより安心ですからね。
問い合わせが有料
モバイル保険の問い合わせは、なんと「有料」です。
「0570」から始まるナビダイヤルなので、結構高い電話料金になってしまいます。
ちなみに0570の電話番号は電話がつながった瞬間から料金が発生しています。・
そのため「ナビダイヤルへおつなぎします」というガイダンスが流れている時も既に課金されているので注意が必要です。
また「0570」は固定電話・携帯電話のかけ放題プランは対象外です。
■モバイル保険問合せ窓口
受付時間:10:00~18:00 (年末年始除く)
受付電話:0570-067-789 (有料)
自然故障には対応していない
バッテリーの劣化や自然故障には対応してません。
バッテリー交換は自前になりますが、バッテリーの交換頻度って実は高くありません。
iPhoneの買い替えは約3~4年と言われていますが、その間で交換することはあまりないのが現状です。
ただスマートフォンの使い方によってはバッテリーの劣化が早まるので、ヘビーユーザーにはバッテリー交換が入っていないのは大きなデメリットかもしれませんね。
最近のスマートフォンバッテリーって劣化しにくいからそんなに気にならないかも。
修理保証金額が最大10万円まで
デメリットではありませんが、修理した場合、最大の補償金額が最大10万円です。
20万円のスマートフォンを購入し、修理になってしまった場合、最大10万円まで補償されますが、それ以上の出費は自腹になります。
モバイル保険の口コミ
こちらでは一般ユーザーの声を拾ってみました。
まずは良い口コミから
結構評価が良いぞ!
次に悪い口コミです。
モバイル保険を申し込んでみた。
実際にスマートフォンでモバイル保険に申し込んでみました。
モバイル保険の画面に沿って解説します。
①重要事項確認
サービス説明動画が観れるので、じっくり見たい方は確認します。
次に、重要事項を確認します。
②メールアドレスを送信し、確認番号を取得
次にメールアドレスを入力、しばらくすると確認番号が送信されてくるので、4桁の番号を入力します。
③高仕込み内容入力。個人情報など
契約者情報を入力します。
④主端末を登録します。
⑤登録する端末を撮影します。
登録する端末を撮影し、アップロードします。
チェックポイント
①全面撮影:フィルムや剥がし、ケースも外します。シリアルナンバーを表示する
②背面撮影:フィルムは剥がし、全体を撮影
⑥現在の端末状態を入力
⑦支払い方法はクレジットカードのみ
クレジットカード情報を登録します。
デビットカードは登録が不可です。
⑧申し込み完了
クレジットカード入力後、申し込み完了ボタンをタップします。
⑨保証書・購入証明書を登録します。
申し込み完了です。
※注意
申し込み完了しても、審査が行われるため、数日経ってから申し込み受付完了メールが届きます。
その受付完了メールが届いて、補償が開始されます。
おおよそ1日程度でメールが届きました。
モバイル保険のまとめ
モバイル保険についてまとめてみました。iPhoneを中心にAppleCare+と比べてみましたが、モバイル保険は月額700円で3台まで使えてAppleCare+より安価で運用できることがわかりました。
iPhoneや高額なスマートフォンを使用している方にはうってつけの保険だと思いました。
みなさまの参考になれば幸いです。
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