NTTdocomoは2020年10月21日に、Android端末の「spモードメールアプリ」とiOS端末の「spモードメールプロファイル(2013年12月16日以前のもの)」を2021年1月31日をもって終了すると発表しました。←終了しました。
結論から言いますと、今回対象となるサービスは「spモードメールアプリ」が対象で、メールアドレスが使えなくなるのではなく、spモードのメールサービスとして使っている「ドコモメール」は、そのまま送受信が可能です。
最近では、Gmailなどクラウドサービスのメールをしている方が多く、キャリアメールを使っている人はかなり減ってきていると思います。
ただ、3G時代から携帯電話を使っている人は未だ@docomo.ne.jpをそのまま使用している方も多く残っていると思います。
筆者もGmailメインではありますが、未だ@docomo.ne.jpメールも使っているのが現状です。
今回のニュースは「え!@docomo.ne.jpが使えなくなっちゃうの?」と思ったので、記事にしてみました。
今回はこのニュースに関しての解説をいたします。
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現在ドコモメールを使用している人はそのまま使えます(@docomo.ne.jp)
ドコモメールのアドレス、@docomo.ne.jpはそのまま使用できるので安心してください。
じゃあ、何の@docomo.ne.jpが使えなくなるか解説していきます。
ドコモメールに一本化されますという事が本記事の結論です。
spモードメールとドコモメールの違い
spモードメールは3G携帯電話時代からインターネットサービス「iモード」のメールアドレス(@docomo.ne.jp)をスマートフォンでも利用できるサービスの事です。
今回対象となり、今後使えなくなってしまう方はこちらのspモードメールになります。
・spモードメールの送受信メールは端末で保存しているのが大きな特徴です。
機種変の際、メールデータを移行したい場合は、microSDにバックアップを取る必要がありました。
ドコモメールは、ドコモのスマートフォン用ネット接続型のサービス「spモード」で、ドコモ契約者なら殆んど方が契約していて、明細に記入してある月額330円のサービスのことです。
こちらは従来通りそのまま使用できるので、既にドコモメールを使っている方は何もしないで大丈夫です。
ドコモメールの特徴として、
・メールデータはクラウド上に保存
機種変をしても、ドコモメールアプリを導入し設定すれば、ドコモメールでやり取りした送受信はクラウド上に残っているのが特徴です。わかりやすく言えば、Gmailのようなサービスです。
別の端末に移行しても、ドコモメールのアプリを使いネットワークが使える環境で同期すれば、古い端末と同じメールのデータを閲覧することが可能となります!
※ドコモメールの送受信は合計で1GBもしくは2万件のメール制限があり保護していないメールは古い日時のドコモメール(未読含む)から自動的に削除されてしまうので、注意が必要です。
ちなみに保護した分で1GBを超えていると新たなドコモメールの受信はできなくなります。
こうした、2種類のメールがドコモメールだけに一本化されます。
spモードメールを使用しているか確認しましょう
spモードメールか確認する方法です。
iOSの確認方法(iPhone)
まずはiOS
spモード利用設定がプロファイルに存在しているか確認します。
順を追って説明いたします。
①iPhoneの場合は「設定」から「一般」、「プロファイル」の順に選んでください。
②上の図のような「spモード利用設定」のプロファイルがあるか確認します。
③図のようにspモード利用設定のプロファイルが存在した場合。ドコモメールへの移行が必要になります。
下の図の「iPhone利用設定ver○○」があれば既にドコモメールを使用している状態なので、特に手続きは必要ありません。
Androidの確認方法
次にAndroid端末の確認方法です。
Android端末もspモードメールアプリを使っていないか確認します。
①アプリ一覧の中に、上の図のようなspモードメールアプリが存在しているか
Androidの場合は以上です。
下の図のアプリがあれば移行は不要です!
ほとんどのユーザーは移行していると思われます。
長年使用している方は、対象になってしまう方もいますが、ここ数年からスマートフォンを使い始めた方は、だいたいドコモメールになっております。
一応確認しておいて損はないと思いますよ。
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